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サル痘ワクチン 岡山理科大の森川茂教授「国家備蓄はかなりの人数分ある」

2022年5月27日 14:01
サル痘ワクチン 岡山理科大の森川茂教授「国家備蓄はかなりの人数分ある」

欧米を中心に広がる「サル痘」に有効なワクチンについて、後藤厚生労働大臣は「国内で生産備蓄している」と明らかにしました。

後藤大臣「日本におきましては、天然痘のワクチンについては、テロ対策の観点から国内において生産備蓄を行っております」

後藤大臣は、サル痘にも有効とされる天然痘のワクチンについて、国家備蓄しているものの「具体的な確保量などは、危機管理法上の理由から公表を差し控えている」としました。

備蓄されているワクチンについて、サル痘に詳しい岡山理科大の森川茂教授は次のように話します。

サル痘に詳しい岡山理科大学獣医学部微生物学・森川茂教授「日本は天然痘が根絶される少し前ぐらいに、非常に安全性の高いワクチンが開発されていました。国家備蓄はかなりの人数分ありますので、おそらく足らなくなるということはまずないし 、製造能力もかなりある」

また、森川教授は、「サル痘は、世界的に治療薬やワクチンもあるので、それほど心配する必要はない」と述べています。