国松元警察庁長官、事件時効「本当に残念」
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95年に起きた国松警察庁長官狙撃事件は30日午前0時、時効を迎えた。国松孝次元警察庁長官は「本当に残念」などと述べた。
この事件は、地下鉄サリン事件やオウム真理教への一斉捜索直後の95年3月30日、当時の国松警察庁長官が何者かに銃撃され、瀕死(ひんし)の重傷を負ったもの。
時効成立を受けて、国松元警察庁長官は30日朝、日本テレビの取材に対し、「(Q時効を迎えたが)それは本当に残念ですね。残念、無念。未解決のまま時効を迎えてしまったということで、捜査がうまくいかなかったというか、色々問題点があったということでしょうから、これは現役の諸君を中心に、真剣によく反省していただいて、どこに問題があったのか、よく検証していただきたいと思う」と述べた。