常岡浩介さんが帰国、拘束当時の状況を語る
アフガニスタンで拘束され、約5か月ぶりに解放された日本人ジャーナリスト・常岡浩介さんが6日夕方に帰国し、拘束されていた当時の心境などを語った。
拘束された当時の状況について、常岡さんは「覆面をした兵士2人が銃を向けて車を止めて、私と(反政府勢力の)タリバンの青年を連行、目隠しをして両手を縛り、民家に連れていかれた」と話した。
また、「彼らが簡単に現地の住民を殺害するのがわかった。次は自分の番なのかなと覚悟した。タリバン以外の勢力がどれほど危険かわかっていなかった。ほっとしました」などと反省の言葉を述べた。
犯人については、タリバンだとする一部の報道を否定し、地元の軍閥集団が日本政府を脅迫していたとの見方を示した。