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アフガニスタン政府 タリバンと直接協議

2015年7月9日 3:10

 アフガニスタン政府と反政府武装勢力「タリバン」が和平をめざして直接協議を行い、今後も話し合いを続けることで一致した。

 アフガニスタンでは反政府武装勢力「タリバン」による自爆テロなどが絶えず、ガニ大統領は去年9月の就任以降、治安維持をめざしてタリバンとの和平協議の道を模索していた。

 今回の直接協議は周辺地域の安定につながるとして、隣国パキスタンが主催し、アメリカと中国がオブザーバーとして立ちあった。パキスタン外務省によると、協議は7日と8日の2日間行われ、和平に向けた道筋や収監されているタリバン幹部の釈放などを話し合ったという。

 双方は今後も協議を続けることで一致し、イスラム教の断食月「ラマダン」が終わる今月17日以降に次回の協議を行う予定。