ランサムウェア攻撃G「8Base」のロシア人幹部逮捕 国際共同捜査で警察庁貢献 日本でも約90件被害
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警察庁が参加する国際共同捜査で、ランサムウェア攻撃グループ「8Base」のロシア人幹部4人が逮捕されました。警察庁は暗号資産の流れなどを解析し、このうち2人の特定に貢献したということです。
警察庁によりますと、パソコンなどに侵入してデータを暗号化し、身代金を要求するウイルス「ランサムウェア」を使う攻撃グループ「8Base」のロシア人幹部4人が、国際共同捜査の結果、タイで逮捕されました。
「8Base」は「Phobos」というランサムウェアの亜種を使用するグループで、アメリカ政府は「Phobos」による被害額は世界中で24億円以上が確認されているとしています。
日本でも2020年以降、行政機関や医療機関、IT系などの中小企業が狙われ、およそ90件の被害が確認されています。
今回、警察庁はロシア人幹部らが使用していた暗号資産の流れを解析し、うち2人を特定して逮捕に貢献したということです。
最終更新日:2025年2月12日 17:43