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JR東日本の23駅の駅舎、津波で流される

2011年3月31日 18:19
JR東日本の23駅の駅舎、津波で流される

 東日本大震災で津波の被害を受けた「JR東日本」の7路線のうち、23駅の駅舎が津波で流されていたことがわかった。

 JR東日本によると、31日までに八戸線、山田線、大船渡線、気仙沼線、石巻線、仙石線、常磐線の7路線で、111駅あるうちの23駅の駅舎が津波で流される被害を受けていたことがわかったという。線路については、全長325キロメートルのうち、点検が終了したのは約50%で、線路が土砂で埋まったり、橋げたが流されたりと、約680か所の被害が確認されている。

 また、福島第一原子力発電所の半径30キロ圏内に入る常磐線の13駅については、調査のための立ち入りもできておらず、復旧のメドは立っていないという。