【1か月予報】まだまだ寒さは続きそう
1月末から2月上旬にかけては、東北、北陸、関東甲信で、例年より厳しい寒さとなりそうです。2月中旬以降は、北海道や東北で寒さが緩みますが、西日本や奄美・沖縄では、例年より寒くなる時期があるでしょう。
■北日本(北海道・東北)
北海道では1月30日頃と、2月4日から8日頃にかけて、平年より気温が低くなりそうです。東北では1月30日から2月8日頃にかけて、平年より気温が低い状態が続くでしょう。北海道、東北ともに、2月中旬以降は寒さが緩みそうです。
降水量は、北日本の太平洋側で平年より少なくなる可能性があります。北日本の日本海側の降雪量は、ほぼ平年並みの見込みで、2月中頃にかけて、山地の積雪は増えるでしょう。
■東日本(北陸・関東甲信・東海)
2月4日から6日頃にかけて、北陸を中心に平年より気温が低くなりそうです。2月中旬以降は、周期的な寒暖の変化の中で、平年並みの気温となるでしょう。
去年の2月がとても暖かかったこともあり、去年と比較すると寒く感じるものと思われます。
北陸では、例年同様にくもりや雪または雨の日が多く、関東甲信・東海では、例年同様に冬晴れの日が多い見込みです。北陸の降雪量は、ほぼ平年並みの見込みです。
■西日本(近畿・中国・四国・九州)
近畿・中国・四国では、立春(2月4日)前後に、気温が平年より低くなるでしょう。2月中旬以降の気温は、ほぼ平年並みとなる見込みです。周期的な寒暖変化の中で、寒さが厳しくなる時期があるでしょう。
高温傾向だった去年の2月と比較すると、寒く感じるでしょう。
降水量は、近畿中南部・山陽・四国・九州では、ほぼ平年並みとなりそうです。近畿北部・山陰では、平年より少なくなる可能性があります。近畿北部・山陰の降雪量は、平年よりやや少なくなる傾向です。
■奄美・沖縄
奄美・沖縄では、1月末から2月上旬にかけて、ほぼ平年並みの気温となりそうです。2月中旬以降は、平年並みか平年より低くなる見込みです。
湿った空気の影響を受けやすく、例年よりくもりや雨の日が多くなり、降水量が平年より多くなるとみられます。
■1か月予報(1月29日から2月28日のまとめ)
<気温の確率予想・低い・平年並・高い>
北日本 :40%・40%・20%
東日本 :40%・40%・20%
西日本 :40%・30%・30%
奄美・沖縄 :40%・30%・30%
<降水量の確率予想・少ない・平年並・多い>
北日本(日本海側):30%・40%・30%
北日本(太平洋側) :40%・40%・20%
東日本(日本海側):30%・40%・30%
東日本(太平洋側):30%・40%・30%
西日本(日本海側):40%・30%・30%
西日本(太平洋側):30%・40%・30%
奄美・沖縄 :10%・40%・50%
<日照時間の確率予想・少ない・平年並・多い>
北日本(日本海側):40%・30%・30%
北日本(太平洋側):20%・40%・40%
東日本(日本海側):40%・30%・30%
東日本(太平洋側):30%・40%・30%
西日本(日本海側):30%・40%・30%
西日本(太平洋側):30%・40%・30%
奄美・沖縄 :40%・40%・20%
<降雪量の確率予想・少ない・平年並・多い>
北日本(日本海側):30%・40%・30%
東日本(日本海側):30%・40%・30%
近畿北部・山陰 :40%・30%・30%
(気象庁発表)