天皇陛下は28日、皇居でウルグアイの大統領と面会されました。

日本を訪問中のウルグアイのラカジェ・ポウ大統領は28日午後4時、皇居・宮殿に到着しました。

去年、両国が外交関係樹立100周年を迎えたことを受けた訪問で、陛下は、大統領と初めて会われました。

陛下が、「両国の友好親善関係がさらに深まることを願っています」という趣旨のことを伝えられると、大統領は、「これから両国関係はますます深まってくものと思います」と応えたということです。

日本文化に関心がある大統領が日本の「折り紙」の複雑な技巧について敬意を示すと陛下は、「大変うれしく思います」と話されるなど、終始なごやかな雰囲気だったということです。

見送りに出た陛下は、英語で「どうもご親切に」と感謝を伝えた後、スペイン語でも「どうもありがとう」と話されていました。