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「闘争精神を発揮し最前線に」中国外務省の幹部が会見 「戦狼外交」を自画自賛

2022年10月20日 18:45

中国共産党大会にあわせて中国外務省の幹部が会見し「果敢に、上手に闘争を行うことは中国外交の優れた伝統だ」と述べいわゆる「戦狼外交」を自画自賛しました。

会見では習近平指導部の下での外交の成果について「闘争精神を発揮して国家の尊厳や利益を守った」と自賛しました。

具体的には台湾問題や南シナ海の海洋進出、新疆ウイグルの人権問題、香港の民主派弾圧、さらに新型コロナウイルスの起源などをめぐる欧米各国の批判などをはねつけたことなどを挙げています。

とりわけ台湾問題では太平洋の島国などに台湾と国交を断絶するよう仕向けたとして、成果をアピールしました。

その上で「果敢に、上手に闘争することは中国外交の優れた伝統だ」「引き続き闘争精神を発揮し最前線に立つ」と述べ他国を威圧する戦狼外交を引き続き展開していく姿勢を鮮明にしました。