震度6弱から一夜 宮崎・日南市で建物の外壁崩れ…道路通行止めも【現場中継】
8日、最大震度6弱を観測した宮崎県日南市では一夜明けて、被害が明らかになってきました。現場から中継です。
こちら宮崎県日南市です。あちらの病院の敷地内にある建物の一番上の階の外壁が幅およそ20メートルほどでしょうか、崩れ落ち、鉄骨がむき出しになっているのが確認できます。
8日、宮崎県日南市では最大震度6弱を観測する地震が発生しました。
日南市の谷口病院では8日の地震で建物上部の外壁の一部がはがれ落ちました。
病院の事務職員によりますと、エレベーターが停止したほか、スプリンクラーが誤作動し、一部の部屋が水浸しになりました。
病院にはおよそ240人が入院していましたが、ケガ人などはいないということです。
一方、宮崎市と日南市を結ぶ国道では縦4メートル、幅2.5メートルの岩が道路脇に落ちた影響で、一部が通行止めになっています。
また、8日一時閉鎖され、19便が欠航した宮崎空港では、便を振り替えた利用客などが搭乗手続きのために列をつくっていました。
大阪へ帰省予定の人
「地震が起きて、きのう空港にきたけど、飛行機がなかった」
大阪へ帰省予定の人
「あさってくらいまで、帰れないかと思った」
宮崎県のまとめによりますと、県内で20代から80代の男女9人がケガをしています。