11月19日「世界トイレデー」にあわせ…“考えるきっかけに”コンビニに「アートトイレ」設置
東京・中央区にあるローソン中央晴海三丁目店は、ごく普通のコンビニですが、店の奥にあったのはカラフルな花柄の扉です。扉にはトイレのマークがついていて、中は全面がアート作品になっています。
これは、国連が定めた「世界トイレデー」にあわせ、ローソンが“トイレについて考えるきっかけにしてもらいたい”と企画した「アートトイレ」です。東京と神奈川にあるローソン、合計3店舗に設置されています。
「ありがとう」をテーマに、福祉施設「PICFA」で働く障害のあるアーティストたちが、デザインしています。
ローソン全店では、1日に100万人以上がトイレを使っていて、近年では、自治体から「公共トイレ」としての協力を求められるケースもあるといいます。
ローソン広報 平井麻子さん
「皆さんにはいつもキレイにご使用いただいているんですが、これから、ますますキレイに使っていただければと思います」
一方で、“トイレ利用者の約4割は、買い物をせずに店を出る”というデータもあり、マナー違反や清掃など、店の負担が大きくなっているという課題もあるということです。