台風6号 沖縄の死者2人、41人重軽傷 停電など市民生活への影響深刻に 一部運航再開見通しの那覇空港、観光客などで混雑
台風6号の暴風域に長時間、巻き込まれた沖縄県では、停電が続くなど市民生活への影響が深刻となっています。
沖縄電力は停電の復旧を進めていますが、3日午前10時現在で、県内のおよそ4分の1にあたる15万6000戸で停電が続いています。
こうした中、1日夜、うるま市の民家で火災があり、89歳の女性が死亡しました。消防によりますと当時、停電でろうそくを使っていたということです。
また、停電した地域ではコンビニなどが休業したままのところもあります。
これまでに、台風関連の死者は2人となり、41人が重軽傷を負っています。
一方、空の便の欠航が続いた那覇空港は3日午後、3日ぶりに一部の便の運航が再開される見通しで、足止めされていた観光客などで混雑しています。
観光客「キャンセル待ちして3日目なので、きょう取れたらいいなって」
本土へ向かう便は、ほぼ満席となっています。