いじめ防止へ…中学校で大臣と生徒が意見交換 東京
いじめ防止に関する関係省庁の連絡会議が東京都内の中学校で行われ、大臣らが生徒と意見交換を行いました。
こども家庭庁の発足後初となる、いじめ防止対策に関する関係府省の連絡会議では、各省庁の取り組み状況が確認された他、小倉こども政策担当大臣と永岡文部科学大臣が中学生と意見交換しました。
文科省は来年度予算でスクールカウンセラーなどの拡充を掲げていますが、意見交換に参加した生徒が、「毎日来校しないカウンセラーより、家族や担任など信頼できる身近な大人に相談したい」と述べる一幕もありました。
この学校では匿名性のある目安箱を設置して悩みや相談を受け付けているということですが、今後は、友だちにされてうれしかったことも投稿してもらい、学校新聞で紹介し、まねしたいと思う人を増やして、いじめを減らすことにつなげたい、としていました。