ガーシー被告、傍聴席へ振り返って頭さげ…10分かけ“謝罪” 綾野剛さんは供述調書で「人を信頼する気持ちがずたずたにされた」
俳優の綾野剛さんらを常習的に脅迫した罪などに問われているガーシーこと東谷義和被告の初公判で、ガーシー被告は起訴内容をおおむね認めましたが、弁護人は、脅迫の常習性について争う姿勢を示しました。
少しやせた印象のガーシー被告は、一度、傍聴席のほうを振り返って頭をさげ、10分ほどかけて被害者への謝罪の言葉などを述べました。
前参議院議員のガーシーこと東谷義和被告は去年、YouTubeに配信した動画で俳優の綾野剛さんなどを常習的に脅迫した罪などに問われています。
19日の初公判で、ガーシー被告は「起訴状に書いてある発言をしたことに間違いありません。一生かけて反省し、謝罪を続けて罪を償うつもりです」などと述べ、起訴内容をおおむね認めました。
その後、弁護人は脅迫行為の常習性については争う姿勢を示しました。
法廷では俳優の綾野剛さんの供述調書を検察官が読み上げ、綾野さんは供述調書で、「人を信頼する気持ちがずたずたにされました。厳しい処罰をのぞみます」などと訴えています。
裁判は1時間半ほどで閉廷し、次回は来月30日に開かれる予定です。