地域政党「再生の道」代表の石丸伸二氏は、去年出馬した東京都知事選のライブ配信をめぐる支出が公職選挙法違反にあたると指摘された問題で、石丸氏は違反にあたる人件費は支出に含まれていないという認識を示しました。

21日に会見した石丸氏は、業者の見積書の中に当初は機材代の他に人件費が含まれていたとした上で、陣営内から法令違反にあたる可能性があると指摘があり、見積書を修正してもらい、その後、人件費を外した請求書を承認したなどと説明しました。

前安芸高田市長・石丸伸二氏
「請求書3番には、機材のキャンセル料と書いてあって、それが97万7000円だったので承認をしたと。人件費とわかっていて承認したわけではありません」

一方、集会当日に稼働していたライブ配信業者については自ら志願し、ボランティアとして動いていたと説明した上で、陣営からの指示ではないとしました。

また、今月10日には市民団体が公職選挙法違反の疑いがあるとして石丸氏を刑事告発していますが、石丸氏は「最終的には当局が判断すること」と話しました。