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ジャニーズ事務所“解体”…新エージェント会社設立へ 東山社長「ファンの方々と一緒に新しい未来を切り開いていく」 会見では“紛糾”場面も

2023年10月2日 16:59
ジャニーズ事務所“解体”…新エージェント会社設立へ 東山社長「ファンの方々と一緒に新しい未来を切り開いていく」 会見では“紛糾”場面も

ジャニーズ事務所の東山紀之社長は、事務所を解体して社名を「スマイルアップ」に変更し、タレント個人やグループと契約を結ぶエージェント会社を新たに設立すると発表しました。会見の会場から中継。

会見は午後4時過ぎに終わりました。プロジェクターを使いながら新会社の説明などが行われましたが、藤島ジュリー景子前社長の姿はありませんでした。

東山紀之社長
「自分たちで事務所を解体し、被害に遭われた方に真摯に向き合いながら、最後まで補償を行い、新しい会社でファンの方々と一緒に新しい未来を切り開いていく。これが私たちのビジョンです」

東山社長は会見で、ジャニーズ事務所の名称を今月17日付で「スマイルアップ」に変更し、業務は被害者への補償だけを行うと発表しました。法を超えた救済を実現するため、藤島ジュリー景子前社長は100%株主としてとどまり、補償が終わり次第、廃業するということです。

また、新たにエージェント会社を1か月以内に設立し、希望するタレント個人やグループと契約していくということで、社長には東山氏、副社長には井ノ原快彦氏が就任するということです。

新会社の社名はファンからの公募で決め、詳細はファンクラブを通じて伝えていくとしています。

また、事務所が設置した被害者救済窓口被害を申し出て補償を求めた人は先月30日の時点で325人にのぼるということで、聞き取り調査などのうえ、補償は11月から開始するということです。

──今回、藤島ジュリー景子前社長が参加しなかった、テーブルに座っていたメンバーの変化についてはどのような声があがっていましたか?

前社長の姿がなかったことについて、記者の間では「なぜいないのか」ということで紛糾したような言葉もありました。

また、井ノ原氏が藤島ジュリー景子前社長の手紙を代読する場面があったのですが、会見のあとで、各メディアにその手紙が配布されました。手紙の最後には直筆のサインも入っています。本人が、冷静に話ができる自信がないということで、今回、このように手紙でお話しさせていただくことを申し訳ないと思っているといった言葉がありました。

──今回、かなり広い会場で会見が行われましたが、記者は何人来ていたのでしょうか?

会場には、全体ではおよそ300人、詳しくは294人のメディアがいたと発表がありました。そのうち記者は167人で、前回の会見より多い人数でした。また会見場を見渡してみますと、日本のメディアだけでなく、海外から来たメディアもいらっしゃるのが見受けられました。

──井ノ原氏が質問をしている皆さんに対し「生放送で子どもたちも見ているので冷静にお願いします」と呼びかけたのは、どういった理由なんでしょうか。

記者会見の中では1社1問というルールがありまして、その中で、限られた時間である上に、ルールを破って質問をする記者がおり、少し空気が悪くなるような時間があったのですが、この会見で子どもが見ているということを、ジュニアの育成を担当してきた井ノ原氏の口からそのような説明がされた場面もありました。

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