「仕事が回らなく…」 企業にも影響…Twitter“閲覧制限” ローソンで“発信ができない”トラブルも
Twitter社オーナーのイーロン・マスク氏が突然発表した閲覧回数の制限。街では情報収集や推し活ができないという声が聞かれました。さらに、客の投稿を商品開発など生かしている企業にも影響が出ています。
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会社員(20代)
「全然開かなくて、1日開かなかったんじゃないかな」
会社員(40代)
「急に閲覧制限とか開けなくなって」
Twitterを“閲覧できない”という人が続出しました。その原因は、オーナーのイーロン・マスク氏が発表した閲覧回数の制限です。マスク氏はTwitter上で「極端なレベルのデータの収集やシステム操作に対処するため、一時的な制限を適用している」と公表しました。
現在、閲覧できる投稿の数は、未認証アカウントで1日1000件、バッジがついた認証済みアカウントでも1日1万件の制限がかかっています。
さらに、マスク氏は“皮肉”を込めて「さぁ、友達や家族と会うために電話から離れましょう!」と述べました。
会社員(20代)
「言われんでも(外に)出るときは出ます! めちゃくちゃ困りましたね。雨とかもすごかったじゃないですか。それでどこがどうなっているかもわからないし」
大学生(18)
「制限超えて推しのツイートを見られないってなったら、もうショックです」
20代
「もう10分たらずで(制限が)かかっちゃうので」
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影響は企業にも出ています。
「Twitterなしで仕事が回らなくなっている」と語るのは、「岩下の新生姜(しょうが)」でおなじみ、岩下食品の社長です。Twitterには「エゴサ死んだ…。一体どうやって仕事をしていくのか」と現状を悲観する投稿をしていました。
岩下食品 岩下和了社長
「1日3000件を超えるツイートがお客さまの声としてあがっていて、それぞれに全部目を通す」
Twitter上の声を商品開発や品質向上に生かしているため、制限が痛手になっているといいます。
また、ローソンでは一時“発信ができない”トラブルも起きました。今回の制限との関連性は明らかになっていませんが、朝から午後5時すぎまでツイートできない状況になっていました。(※現在は復旧)
突然“制限”したマスク氏の狙いとは何なのでしょうか。
(7月3日放送『news zero』より)