埼玉県警、地元企業と技術情報の流出対処訓練
日本国内から先端技術の情報が流出するのを防ごうと、埼玉県警は地元企業などと一緒に技術情報の流出に対処する訓練を行いました。
埼玉県警は27日、埼玉県上里町の半導体の部品などを加工する会社で、この会社の職員などと技術情報が流出した際の対処訓練を行いました。
訓練はこの会社の半導体の「加工プログラム」が長崎県の工場から大量に流出したという想定で行われ、職員が警察へ通報し、駆けつけた捜査員が流出したプログラムの操作履歴などをパソコンから取り出す手順が確認されました。
ウラノ・小林正伸社長「自分たちの使う機器は高度だと広く知ってもらい、訓練は毎年行っていきたい」
埼玉県警は「技術情報の流出が確認されたときは、すみやかに警察に相談してほしい」としています。