「命の大切さを知る機会に」目白庭園でカルガモのヒナ誕生 “天敵”も…
東京・豊島区にある目白庭園で、今年の春も、カルガモのヒナ9羽が誕生しました。園によると、ヘビやカラスなどの天敵に捕食され、無事に巣立つのは、例年、半分程度ということです。園は、子どもたちにヒナが育つ姿を見て「命の大切さを知る機会にしてほしい」と話しています。
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都会のオアシスに、とっておきの癒やしの光景が現れました。東京・豊島区にある目白庭園で、今年の春も、カルガモのヒナ9羽が誕生しました。ヒナの愛くるしい姿を目当てに、2日連続で訪れているという熱心な“カルガモファン”もいました。
来園者
「カモちゃん、カモのヒナ。ああ、来た、来た、来た。すごいでしょ。こんな近くまで来るんだよ」
一方で、園によると、ヘビやカラスなどの天敵に捕食され、無事に巣立つのは、例年、半分程度ということです。残念ながら、今年も1羽が死んでしまいましたが――
豊島区立 目白庭園 片平宏一園長
「5月から6月にかけてですかね。2組目のカップルから生まれたり、多いときには3組生まれたりして、それぞれ元気に旅立っていく」
実は、ほかにも2組のつがいがいて、新たなカルガモのヒナが誕生する可能性もあるといいます。
子どもたちに、カルガモが育つ姿を見て「命の大切さを知る機会にしてほしい」とも話しています。