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20年五輪招致 猪瀬氏らが東京をアピール

2013年5月31日 9:13

 東京・猪瀬都知事は日本時間30日夜、ロシアのサンクトペテルブルクで2020年オリンピック・パラリンピック東京招致のプレゼンテーションを行った。

 3つの候補都市がそれぞれ20分にわたって行ったプレゼンテーションで、東京は猪瀬都知事やロンドンオリンピック・フェンシング銀メダルの太田雄貴選手ら6人が、全て英語で訴えた。

 猪瀬都知事「東京は世界で最も安全な街だと、私たちは誇りに思っています」

 太田選手「2020年の東京オリンピックは、あなたの競技が輝けることを約束します」

 東京の関係者はプレゼンテーションの成功を確信したようで、猪瀬都知事らも「情熱と運営能力をアピールできた」と自信を見せた。

 猪瀬都知事「(1964年以来)2度目の五輪なので、確実にきちんとやれるということを、2020年に示したい」

 太田選手「(前回の招致活動で)欠けていたのは情熱だと聞いていたので、力いっぱい、精いっぱい、プレゼンテーションしました」

 記者会見では、イスタンブールを批判したとも取られる先月の発言への質問も出たが、猪瀬都知事は「今後は東京が優れている点を訴えていきたい」と答えた。招致委員会の竹田理事長は、次の山は7月に行われる国際オリンピック委員会(IOC)委員へのプレゼンテーションでいかに風を引き寄せられるかだと述べており、ここが勝負の場となりそうだ。