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マダニ媒介感染症で女性死亡 国内10人目

2013年6月10日 18:19
マダニ媒介感染症で女性死亡 国内10人目

 愛媛県でマダニが媒介する新種のウイルス性感染症を3人が発症し、このうち90歳代の女性の死亡が確認された。マダニ感染症による国内での死者は10人目となる。

 愛媛県によると、マダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)で、八幡浜保健所の管内から3人の発症が確認され、このうち90歳代の女性が死亡した。

 愛媛県によると、亡くなった女性は先月24日、発熱や嘔吐(おうと)を訴えて病院を受診した後、県内の医療機関に入院していたもので、今月上旬に死亡した。女性には、太ももなどにマダニにかまれた痕があったという。

 マダニ感染症によって死亡した人は国内で10人目、愛媛県内では2人目になる。