日テレNEWS
社会
2013年6月21日 20:15

消費者事故調 発足以来初の検証結果公表

消費者事故調 発足以来初の検証結果公表
(c)NNN

 去年発足した消費者庁の消費者事故調査委員会(消費者事故調)が21日、初めて検証結果を公表した。

 2009年、東京・港区のビルで、会社員の片山聡さん(当時45)がエスカレーターに後ろ向きで近づいた直後に手すりに乗り上げて転落し、死亡した事故について、消費者事故調は21日、再発防止の観点から独自に調査することを決めた。この事故について、エスカレーターを所管する国土交通省は、「構造や維持管理の不備による事故とは言えない」と判断していた。これに対して消費者事故調は、7か月かけて検証した結果、「消費者の視点での調査は十分ではなく、手すりに乗り上げる危険性などをより詳しく調べる必要がある」と評価したという。

 これを受けて遺族が会見を開き、片山さんの父・克さん(79)は「再発防止策をぜひ提言していただきたい。そういう希望が持てたということに、大変感謝しています」と話した。

 消費者事故調は、内容を公表するのは去年10月の発足以来初めて。