日航のB787で煙 バッテリーでまた異常
14日、「日本航空」のボーイング787で煙が出ているのが確認された。去年、出火などが相次ぎ、改善策が取られたものと同じ型のバッテリーで異常が見つかった。
日本航空によると、14日午後4時過ぎ、成田空港で出発準備中のボーイング787から煙が確認された。メーンバッテリーのリチウムイオンの電池の一部から液体が飛び散る異常が見つかったという。バッテリーの温度が上がったことが原因とみられる。
ボーイング787では去年1月、日本航空と「全日空」で同じ型のバッテリーから出火するなどのトラブルが相次ぎ、改善策が取られていた。国交省によると、改善策が取られた後、異常が確認されたのは初めて。