JTB調査 夏休み国内旅行者数は去年の約1.75倍と予想
ことしの夏休みの国内旅行者数は、去年のおよそ1.75倍に増えると予想されています。
大手旅行会社JTBの調査によりますと、今月15日から来月31日の夏休み期間に1泊以上の国内旅行に出かける人は7000万人にのぼるということです。
去年のおよそ1.75倍増加し、新型コロナ感染拡大前の2019年と比べると、およそ97パーセントまで回復するとみられるということです。近場への旅行よりも、日数を増やして遠方への旅行が増加しています。
また、海外旅行に出かける人は50万人と推計され去年に比べておよそ5.6倍に増加。世界でワクチン接種が進んだことや水際対策が緩和されたことで旅行意欲が高まっているということです。しかし、コロナ前に比べると17パーセントほどにとどまっています。
日本に近い中国や台湾、香港などへの入国が依然、厳しい制限がとられているうえ、出国72時間前にコロナの検査を受け陰性証明を提出しなければ帰国できないことなどが壁になっているということです。