サイバー犯罪検挙件数8113件 過去最多

去年1年間に全国の警察が検挙したサイバー犯罪の件数が8000件を超えて過去最多となったことが、警察庁のまとめでわかった。
警察庁によると、去年、全国の警察が検挙したサイバー犯罪の件数は12年よりも10.6%増えて8113件となり、過去最多を記録した。このうち6655件はインターネットを利用した犯罪で、中でも児童ポルノ法違反事件や著作権法違反事件が増えたという。
サイバー犯罪に関する警察への相談件数は8万4863件に上り、本物そっくりの偽サイトなどに関する相談が目立つという。
一方、不正アクセス行為の認知件数も2951件と、12年より1700件増えて過去最多になっていて、そのうち約半数がインターネットバンキングによる不正送金だという。