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【あすの天気】西~東日本は35℃前後の猛暑に

2024年7月5日 21:13
【あすの天気】西~東日本は35℃前後の猛暑に

5日(金)も暑さの記録を更新しました。三重県粥見で最高気温39.7℃と観測史上1位、全国で今年一番の暑さになりました。全国162地点で35℃以上の猛暑日となり、今年初の100地点超えとなりました。この週末も危険な暑さが続き、40℃に迫るところもありそうです。

<あすの天気>
前日の夜から朝にかけて、西日本や東日本で25℃を下回らず、熱帯夜になるところが多くなりそうです。夜間の熱中症にも注意してください。そして、日中は東北や北陸で30℃以上、西日本から東日本では35℃前後の猛暑になるでしょう。予想最高気温は静岡で38℃、甲府や宮崎で36℃の見込みです。広い範囲で前日よりも雲が広がりやすいにもかかわらず、気温が高いですから、いっそう蒸し暑く感じられそうです。

そして、沖縄・奄美、西日本から東日本の各地に熱中症警戒アラートが発表されています。こまめな水分・塩分補給を徹底し、運動は原則中止、なるべく涼しい室内で過ごすようにしてください。また、この暑さもあって大気の状態が不安定となりそうです。中国地方や近畿では午前中から、関東では夕方に急な雷雨のおそれがあります。

一方、低気圧が近づく北海道は広く雨で雷を伴って激しく降るところもありそうです。東北は日差しが届いて暑くなりますが、午後は日本海側を中心に雷雨のところがある見込みです。

<週間予報>
7日(日)も危険な猛暑が続く見込みです。関東や東海ではさらに気温が上がり、最高気温は前橋・熊谷で38℃、名古屋・静岡で37℃の予想です。関東内陸部では40℃を超えるところが出てくるかもしれません。一方、北日本には新たな低気圧が近づくため、日本海側を中心にまとまった雨となり、8日(月)は北陸でも激しく降る見込みです。そして、来週後半は梅雨前線が本州に停滞しやすくなるため、各地で梅雨末期の大雨に警戒が必要です。