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国立競技場の解体工事、来月開始の見通し

2014年7月18日 20:32

 2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の建設をめぐり、現在の競技場の解体工事が来月から始まる見通しになった。

 現在の国立競技場の解体は今月始まる予定だったが、国立競技場を運営する日本スポーツ振興センターが5月に行った入札で解体業者が決まらず、再入札となっていた。再入札の結果、基準価格を下回る応札があったため、日本スポーツ振興センターでは入札結果を保留とし、適切に工事が実施できるのか、価格の妥当性などを調べることになった。

 今月末にも落札業者を最終決定したうえで、住民説明会などを経て、来月から、現在の競技場の解体工事を始める見通し。

 日本スポーツ振興センターでは、予定通り来年10月から新国立競技場の建設を開始し、2019年3月に完成させる見通しだという。