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都、都心と臨海部つなぐ新交通システム検討

2014年8月30日 1:15
都、都心と臨海部つなぐ新交通システム検討

 東京都は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、都心部と有明地区などの臨海部をつなぐ新しい交通システムの導入を検討していることを明らかにした。

 導入が検討されているのは、BRTと呼ばれるバス高速輸送システムで、都は、専用の車線を設けることなどで、通常の路線バスよりも速く走行し、定刻に到着するなど利便性が高いと説明している。全区間で専用の車線を設けるのは難しいため、優先車線などで対応するという。

 虎ノ門と有明を結ぶ環状2号線を中心にルートを考える方針で、マンション開発で人口が増えている臨海部の交通手段として、また、オリンピックでは、都心と選手村や競技施設を結ぶことを想定している。

 都は、2019年度に運行を開始したいとしている。