広島土砂災害から4週間 地域農業に打撃
広島市の土砂災害は発生から4週間がたった。行方不明者の捜索が続く一方、被災地では、農業にも後遺症が現れている。
広島市安佐南区では警察と消防が900人態勢で捜索を続けた。先月20日に起きた土砂災害では、73人が死亡し、依然、安佐南区八木3丁目の大屋弘子さん(67)が行方不明となっている。
発生から4週間。土砂災害は、地域の農業にも打撃を与えた。
広島市によると、コメや野菜などを作っていた約28ヘクタールが土砂とガレキにのみ込まれた。流れ込んだ土砂の始末は、農家にとって差し迫った課題となっている。