東京五輪に向けテロ対策訓練
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2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けたテロ対策の一環として、警視庁は19日、鉄道会社などと合同でテロ対策訓練を行った。
東急東横線・中目黒駅のホームで行われた訓練には、警視庁の生物化学兵器テロなどに対応するNBC(=核・生物・化学)テロ捜査隊の隊員や、東急電鉄の職員ら約60人が参加した。
訓練は、乗客が駅に到着した電車内で不審な液体が入った袋を発見し、駅員に手渡そうとして突然倒れたという想定で行われ、救助や避難誘導の手順などを確かめた。
警視庁は、2020年のオリンピック・パラリンピックに向け、民間の公共交通機関などとも連携し、テロ対策を強化することにしている。