茨城県警 M9地震想定、重機使い防災訓練
茨城県警は20日、大規模地震が発生したという想定で、重機などを使った防災訓練を行った。
20日の訓練は、茨城県沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、茨城県内で最大震度7、大津波警報も発表されたという想定で行われた。
今回は、広島県で先月起きた土砂災害を受けて、県内の建設業者と初めて連携し、がれきに埋まった車から重機を使ってケガ人を救出する訓練が行われた。また、ヘリコプターを使ったケガ人の搬送訓練も実施された。
茨城県警は今後、がれき撤去が難しい現場や原発事故の災害などを想定し、機動隊員が民間の建設会社の重機を使って救出活動ができるよう、訓練を重ねるという。