「吉田屋」約50日ぶりに弁当販売 食中毒554人「初心に返る」
6日朝、青森県のJR八戸駅の売店で並べられていたのは、地元である八戸市の「吉田屋」の駅弁です。
今年9月、製造した弁当が原因の集団食中毒を起こした吉田屋。29都道府県で554人もの被害が出ています。
その後、原因究明と衛生管理体制の改善を進め、今月4日に営業禁止の処分が解除されました。
午前9時すぎ、JR新青森駅では駅弁を買い求める人たちがいました。
購入した人
「不安はありますけれども、改善はしてくれているだろうなと信じていますので」
購入した人
「衛生面はとにかく万全を、弁当店なので。きちんと考えて販売してほしい」
吉田屋は衛生管理を徹底し、1日あたりの製造数の上限を設けるなどの対策を取ったとしていて、保健所もこれを確認しています。
八戸市民
「信頼性の問題ですからね。地道に頑張ってもらわないと」
吉田屋の吉田広城社長は「初心に返り信頼の回復に努めてまいります」とコメントしています。