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台風18号「早めの対策を」気象庁緊急会見

2014年10月4日 19:00
台風18号「早めの対策を」気象庁緊急会見

 大型で非常に強い台風18号が沖縄・南大東島の北東を北北西へ進んでいることを受け、気象庁は4日午後、緊急の会見を開いた。5日以降、台風の動きが急に速まり、風や雨も急に強まる恐れがあるため、早めに対策を行うように呼びかけた。

 気象庁・佐々木洋主任予報官「風や雨が強まる前に早め早めの安全の確保をお願いしたい。特に屋外の作業や不要な外出は控え、海岸や増水した河川用水路などの危険な場所には絶対に近づかないようにして頂きたい」

 気象庁は会見でこのように述べた上で、6日にかけて土砂災害や洪水に厳重に警戒し、地元自治体の避難情報に注意して早めに対策をとるように呼びかけた。さらに、潮位が高くなる期間に近づくため、進路にあたる湾や沿岸では高潮にも警戒してほしいとしている。

 また、火山活動が続く御嶽山の周辺でも6日にかけて大雨が予想されるため、土石流などに注意してほしいとしている。