沖縄県知事選 “移設反対”翁長氏が当選
アメリカ軍普天間基地の移設問題が最大の争点となった沖縄県知事選挙は16日、投票が行われ、移設に反対する無所属の新人・翁長雄志さんが初当選した。
「新しい基地を美しい大浦湾を埋めて造るということに大変、沖縄県民は嘆き悲しみ、もう戦後69年間、勘弁してくださいよというような切実な思いが今度の選挙にはあったと思います」
翁長さんは64歳。沖縄県議会議員などを経て、2000年からは那覇市長を務めていた。翁長さんはアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設反対を訴え、移設推進を掲げた現職の仲井真弘多さんに約10万票の差をつけ、初当選を果たした。
投票率は、4年前の前回の知事選より3.25ポイント高い64.13%だった。