２２日午後１０時８分頃、長野県北部を震源に地震があり、長野市と小谷村で震度６弱の激しい揺れを観測した。警察のまとめによると、これまでにケガをした人は４０人に上っている。

　２２日午後１０時８分頃、長野県北部を震源とする地震で、長野市・小谷村・小川村が震度６弱の激しい揺れを観測した他、白馬村・信濃町で震度５強を観測した。警察のまとめによると、白馬村で２３人など計４０人がケガをした。重傷は７人。白馬村野平と青鬼地区では、道路が陥没して孤立の危険があるため、２５世帯・６０人に避難指示が出されている。

　今回の地震について、気象庁や専門家は、南北に走る活断層帯の一部である神城断層が動いた可能性があるとみている。