RSウイルス感染“増加”2週連続5千人超
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赤ちゃんが感染すると肺炎などを起こしやすいRSウイルスの感染者が増えており、2週連続で5000人を超えている。
国立感染症研究所によると、RSウイルスの感染者数は、先月30日までの1週間で5495人にのぼり、前週より300人以上増えた。11月以降、患者数が増えているが、医療機関に検査キットが普及したことが、報告が増えている要因の一つにもなっているという。
RSウイルスは、生まれて半年以内の赤ちゃんが感染すると、肺炎や気管支炎を起こし、重症化しやすいことが知られており、咳(せき)をして、唾やたんが飛び散ることで感染が拡大する。2歳までにほぼすべての子どもが感染するが、複数回、感染することもあるため、厚労省は手洗いの徹底などを呼びかけている。