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都旧知事公館 住友不動産が43億円で落札

2014年12月24日 19:20
都旧知事公館 住友不動産が43億円で落札

 売却が予定されている東京都の旧知事公館の入札が24日に行われ、約43億円で落札された。

 東京都の旧知事公館は高級住宅地として知られる東京・渋谷区松濤にあり、敷地面積は約2000平方メートルあるが、青島幸男元知事を最後に15年間、知事の宿舎としては使用されていなかった。これまで外国政府の大使館に限って売却を模索してきたが、購入を希望する国がなかったため、一般競争入札に切り替え、24日、入札が行われた。

 入札には2社が参加、不動産大手の住友不動産が43億6800万円で落札した。住友不動産は利用方法について、「極めて希少性の高い立地なのでしっかりと考えたい」として、建物や庭を残すかどうかを含め今後、検討していくという。