善光寺御開帳「中日庭儀大法要」行われる
7年に一度の御開帳が開かれている長野市の善光寺で、期間中の最大の行事「中日庭儀大法要」が行われた。
中日庭儀大法要は善光寺の本尊の身代わりとして公開されている「前立本尊」をたたえるため、御開帳の期間中に天台宗と浄土宗がそれぞれ1回ずつ行う。25日は、天台宗による法要が営まれ、本堂の前立本尊と綱で結ばれた回向柱の前では、善光寺大勧進の小松玄澄・貫主がお経をあげた。本堂の回廊からはハスの花びらをかたどった五色の紙をまく散華が行われ、参拝者は御利益に預かろうと手を伸ばしていた。
善光寺の御開帳は来月31日までで、来月9日には浄土宗による中日庭儀大法要が予定されている。