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鳥インフル、20万羽の殺処分始まる 岡山

2015年1月16日 12:43
鳥インフル、20万羽の殺処分始まる 岡山

 岡山県笠岡市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたことを受け、岡山県は16日朝から養鶏場の鶏の殺処分を始めた。20万羽と数が多いため、自衛隊の出動も要請し、作業にあたっている。

 高病原性鳥インフルエンザが確認されたのは、笠岡市の養鶏場。岡山県の検査でH5型の鳥インフルエンザウイルスが確認された。これを受けて岡山県では16日朝から、養鶏場の鶏20万羽の殺処分を始めた。3日間かけて行う予定だが、数が多いことから岡山県では自衛隊に災害派遣を要請、健康診断を済ませた自衛隊員ら計100人が現地に向かった。

 また、感染拡大を防ぐため養鶏場周辺を立ち入り禁止として、9か所の消毒ポイントでは養鶏場に出入りする車の消毒作業も行われている。さらに養鶏場の周辺10キロについては鶏や卵の搬出を禁止する措置がとられている。