×

インフル患者数201万人 西日本で増加

2015年1月23日 14:44
インフル患者数201万人 西日本で増加

 インフルエンザの患者数は今月18日までの1週間で201万人と依然、流行が続いている。

 国立感染症研究所によると、今月18日までの1週間にインフルエンザで受診した人数は1医療機関あたり37人で、前週の33.28人よりも1割ほど増えた。全国の推計患者数は約201万人で、前週の206万人とあまり変わらず、患者の多い状態が続いている。北海道や東北では流行が落ち着き始めているが、西日本では患者が増えていて、宮崎、沖縄、熊本、佐賀県などで特に多くなっている。

 ウイルスの型は、A香港型が最も多く報告されているが、去年は、1月以降、2009年に発生した「新型」のウイルスが流行し、3月にはB型も増えたため、何度も感染する人がいた。厚労省は、今年も別の型が流行する可能性もあるとして手洗いの徹底などを呼びかけている。