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玄海原発の重大事故想定 3県合同防災訓練

2015年1月24日 19:31
玄海原発の重大事故想定 3県合同防災訓練

 佐賀県の九州電力玄海原子力発電所で重大事故が起きたことを想定し、佐賀・福岡・長崎の3県合同の防災訓練が24日に行われた。

 訓練は玄海原発の原子炉で冷却機能が全て失われたとの想定で行われ、佐賀県と福岡県、長崎県の防災関係機関や住民、計4万3000人あまりが参加した。

 原発から30キロ圏内にある佐賀県伊万里市の住民は避難先で、被ばくしていないかを調べるスクリーニングを受けた。

 放射線防護施設となっている佐賀県玄海町の老人ホームでは初めての屋内退避訓練が行われた。職員が窓の戸締まりや、放射性物質を除去できる換気装置の取り扱い手順などを確認していた。