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水族園マグロ大量死 いまだ死因特定できず

2015年3月3日 20:36

 東京・江戸川区の葛西臨海水族園でマグロなどが大量死している問題で、水族園が、死因の特定にはまだ時間がかかることを明らかにした。

 葛西臨海水族園では、去年12月から展示しているクロマグロなどが相次いで死に、去年11月の時点で159匹いた魚が、現在はマグロ2匹のみとなっている。

 水族園が3つの専門機関に病理検査を依頼した結果、何匹かの死んだ魚の内臓からウイルスが発見されたほか、肝臓が萎縮・溶解しているのも見つかった。しかし、いずれも死因との関連は分かっておらず、死因の特定にはまだ時間がかかるという。

 残る2匹のマグロは、エサも食べ、状態は安定しているという。