鹿児島・桜島で“爆発”続く 最多31回
活発な活動が続く鹿児島県の桜島で27日、一日の爆発回数としてはこれまでで最も多い31回の爆発が観測された。
桜島では活発な噴火活動が続いていて、昭和火口で27日午後11時18分頃、この日31回目、今年に入って290回目の爆発を観測。一日の爆発回数としては1955年の観測開始以来、最も多くなった。昭和火口では、26日も一日に26回の爆発を観測していて、2日連続での更新となる。
気象台によると、今年に入って桜島の爆発は全て昭和火口で観測されていて、今後も風下側では火山灰はもちろん、小さな噴石にも注意するよう呼びかけている。
28日の桜島は、午前11時までに6回の爆発が観測されている。