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火山灰など赤く見える現象観測 口永良部島

2015年5月30日 19:04

 爆発的噴火が起きた口永良部島では、火砕流で積もった火山灰などが高温で赤く見える現象が観測された。

 30日午前4時11分頃、気象庁が口永良部島の島内に設置した監視カメラがとらえた画像では、新岳の火口近くの斜面が赤く光っているように見える。これは29日の火砕流で、斜面に積もった火山灰などがいまだに高温のため、赤く見えたものだという。

 一方、気象庁は、30日午前10時50分に、29日から続いていた噴火が停止したもようだと発表した。ただ、火山性地震は30日午前10時までに4回観測されており、気象庁は引き続き規模の大きな噴火に警戒を呼びかけている。