学テ低迷受け小中学校で「土曜授業」鹿児島
全国学力テストで成績が低迷だったことなどを受け、鹿児島県では今年秋までに県内の全ての小中学校で月1回の「土曜授業」が行われることになり、11日から一部自治体の小中学校で土曜授業が始まった。
南さつま市の小湊小学校では「土曜授業」初日の11日、砂像(さぞう)を作る授業が行われた。「土曜授業」は全国学力テストでの成績の低迷などを受け、県が各自治体に導入を要請していたもので、11日から12の市町村の小中学校で始まった。小湊小学校では、これまで平日に行っていた砂像作りを講師や地域の人も招いて「土曜授業」で実施。その分、平日に学力向上のための学習時間を増やすほか、「土曜授業」そのものでも普段の学習の復習や、難しい問題への取り組みをすることにしている。
「土曜授業」は毎月第2土曜日の午前中に行われ、今年10月までに県内全ての自治体で始まる。