五輪に向け整備「自転車推奨ルート」発表
2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて整備される「自転車推奨ルート」について、東京都は17日、7つの地域ごとの具体的なルートを発表した。
「自転車推奨ルート」は、国道や都道などで別々に設けられている「自転車レーン」などの道路をつなぎあわせて整備し、都内を自転車で快適に走り回れるようにするもの。
新国立競技場や有明地区のオリンピック会場周辺、観光客が多く訪れる主要な観光地など都内の7つの地域に整備されるが、今回、その具体的なルートが発表された。主なものは、国立代々木競技場から表参道を経由して新国立競技場へ行くルートや、上野から浅草を経由して東京スカイツリーへ行くルートなどがある。
東京都は街角で誰でも自由に借りられる「自転車シェアリング」にも力を入れており、2020年大会までにこうした自転車が走りやすい道を約400キロ整備する計画。