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リニア中央新幹線 時速603キロを記録

2015年4月21日 12:35
リニア中央新幹線 時速603キロを記録

 2027年の開業を目指しているリニア中央新幹線の走行試験で21日、鉄道では史上初となる最高時速600キロを達成、世界記録を更新した。

 JR東海は21日午前、山梨県にある実験線で超電導リニアの試験走行を行い、鉄道として世界最高となる時速603キロを記録した。

 超電導リニアは今月16日に時速590キロを記録し、12年ぶりに最高速度の世界記録を更新していたが、21日の走行でさらに13キロ上積みし、600キロの大台を突破した。

 2027年の開業を目指すリニア中央新幹線では、最高時速500キロで営業運転する計画だが、JR東海は設備の耐久性や安全性などを調べるために、より高速の試験走行に取り組んでいる。今回の達成を受け、ギネス世界記録認定の申請を行う予定。