広島副知事 着陸誘導施設の早期復旧を要望
アシアナ航空の旅客機が着陸に失敗した事故で、広島県の副知事は22日、国土交通省に対し、広島空港の機能を早期に復旧するよう要望した。
広島県の高垣副知事は22日、国土交通省を訪れ、アシアナ航空機の事故で壊された着陸誘導施設を早期に完全復旧するよう要望した。
高垣副知事「5月6月は霧が出やすい時期ということであります。欠航の可能性というのもなきにしもあらずですので、できるだけそういうことのないよう我々としては祈っています」
広島空港では、悪天候でも視界が100メートル以上あれば着陸できる精度の高い誘導施設が壊れたため、現在、着陸には条件が設けられ、欠航も出ている。
国交省は梅雨までに仮設の誘導施設を設置する予定だが、元々あった精度の高い施設の完全復旧は12月頃になる見込み。