外国人消費が四半期7066億円 過去最高
今年1月から3月までの外国人旅行者による日本国内での消費額が7000億円を超え、四半期ごとの合計としては、過去最高となった。その4割を占めたのは、中国人旅行者だった。
観光庁によると、今年1月から3月までに、日本を訪れた外国人旅行者は413万人で、国内で宿泊や買い物などに使った総額は7066億円となった。去年の同時期から約2800億円の増加で、四半期ごとの消費額としては過去最高。
国別では中国人旅行者が最も金額が多く、全体の4割に上る約2800億円を使っている。1人あたりに換算すると約30万円で、そのうち買い物に使った額は17万7000円にも上った。2月は春節があったこともあり、「爆買い」と言われる積極的な消費傾向が裏付けられた形。