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台風6号 奄美地方も警戒、観光客も避難

2015年5月12日 6:44
台風6号 奄美地方も警戒、観光客も避難

 台風6号は12日午前6時現在、沖縄本島を強風域に巻き込みながら北東に進んでいる。まもなく暴風域に入る鹿児島県の奄美大島から鹿児島読売テレビの岡崎百恵記者が中継。

 12日朝の奄美市は、弱い雨が断続的に降っている。いまのところ風はさほど強くないが、ときどき、突風を感じるようになった。

 奄美市では、11日夜から弱い雨が降っている。市街地では、店のシャッターに木を打ち込んだり、土のうを積んだりして、台風の接近に備えている。奄美地方南部の与論島では、島全体の2525世帯5406人に避難勧告が出され、午前5時現在、観光客60人を含む111人が避難している。また、離島を結ぶ空と海の便にも欠航が相次いでいる。

 まもなく奄美地方は、風速25メートル以上の暴風域に入る見込みで、台風は12日の昼前にかけて、奄美地方に最も接近する見込み。また、九州南部も昼過ぎには、風速15メートル以上の強風域に入る見込み。

 12日、鹿児島県内では、局地的に雷を伴って1時間に60ミリから70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがある。暴風や高波、河川の増水などに十分注意が必要。